[ 健康 保険・お役立ち情報 ]
最終更新日:2021年2月
医療保険における日本とアメリカのシステムが大きく異なるため、アメリカの医療保険は複雑という印象があります。雇用先で保険が提供されればよいですが、そうでなければ、個人で民間の保険に加入しなければいけません。さらに、オバマ政権が進めた医療保険制度改革(通称オバマケア)によって、2014年1月1日から国民の保険加入義務が施行されました。それに伴い、2013年10月1日より「医療保険マーケットプレイス(マーケットプレイス)」が開設され、簡単に保険プランの比較ができるようになりました。また、メディケイドなどの低所得者用公的医療保険もマーケットプレイスで加入できるようになりました。
ここでは医療保険をお持ちでない方が保険探しをするためのスクリーニングツール(ニューヨーク州のマーケットプレイスの使い方)を始め、ニューヨーク州政府が低所得世帯を対象に提供している公的医療保険 (メディケイド、チャイルドヘルスプラス、エッセンシャルプラン)をご紹介します。
また、保険未加入者や不法滞在者でも収入に応じた料金で受診できるニューヨーク市のプログラム H+Hオプション、加盟病院による医療費の減額プログラムMSHG減額プログラム、低価格の歯科治療や処方せん薬などの情報もあわせてご紹介します。